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水虫の発見?!

世界的に見れば水虫が確認されたのは19世紀の終わり頃とされており、1890年代に水虫の研究が始まり、真菌(カビ)が原因である事が分かったのは1910年でした。

日本では大正7年(1918年)に、医学者でもあり、詩人・歌人・戯曲家でもあった木下杢太郎(本名:太田正雄)が水虫の原因である白癬菌(はくせんきん)を分離培養したのが始まりです。


水虫はその原因菌である白癬菌が発見されてまだ100年も経たない病気です。
しかし日本では江戸時代に「水虫・田虫」という言葉がすでに使用されていたといわれているんです。
田んぼ仕事をする季節になると、足にポツポツとした水疱(水ぶくれ)ができ、ムズムズしてとても痒かったそうです。

当時はまだ白癬菌が発見されていませんでしたので、お百姓さんは水の中の正体不明の虫に刺されたと思い込んで“水虫”と呼んでいたようです。

昔は草履や下駄など履いていて、現代のように靴を履く習慣がなかったので、水虫の人はほとんどいなかったともいわれています。
しかし第二次世界大戦以降、靴を履くようになり、現実に水虫患者は急増しました。
水虫はまさに現代病といってもいいかもしれません。

※ 日本で初めて水虫になったのは、西洋文化に誰よりも早くから興味を持ち、まだ人々が雪駄などを履いていた中、いち早く靴を履いていた坂本龍馬(天保6年(1835)11月15日-慶応3年(1867)11月15日)といわれています。

でも、まだこの時代の日本では白癬菌は発見されていないはずです。
ですから真相は不明ですが、気がつかない間に”水虫”であった可能性も否定できませんね。




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