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皮膚構造

体は皮膚という1枚の膜で覆われ、この皮膚は構造と、内部諸器官を刺激や衝撃から保護するなど、生命の保持に絶対不可欠の種々の働きを持つ器官です。
表皮、血管や神経がある真皮、主に脂肪でできている皮下組織の3つの層に分けられ、汗腺、皮脂腺、毛、爪などの付属器官からなっています。


表皮の外側、最上層はケラチンというたんぱく質を主成分とする角質層(角層)からできていて、ケラチンを栄養源とする白癬菌(はくせんきん)はこの角質層を住処とし、角質層の中に入り込んだ白癬菌は、いずれさまざまな水虫の症状として現れてきます。

古くなった角質層はアカとなって剥がれ落ちます。
ターンオーバーといい、年齢などによって個人差がありますが、おおむね28日周期で新しく生まれ変わります。
角質層に白癬菌が感染しても正しい治療を続ければ、約1ヶ月で水虫は完治することになります(爪は約6ヶ月で生え変わるといわれていますから、爪水虫(爪白癬)の場合、完治するまでには最低6ヶ月はかかるといわれています)。


皮膚の表面積は、成人で平均1.5〜1.8u(畳1畳分)で、損傷面積がこの1/3を超えると、塩分、水分が失われて生命にかかわるといわれています。

皮膚の重量は、皮膚(表皮+真皮)は皮下組織も加えると9kg(体重の14〜16%)
皮膚の厚さは部位によって異なり、手のひら・足底が厚く、包皮・眼瞼が薄いといわれています。
おおむね表皮は0.06〜0.2mmで、皮膚(表皮+真皮)は1.5〜4mm位ですね。




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