角質層(角層)
角質層(角層)は角質細胞とも呼ばれています。
角質層は、下から新しい細胞が出来てくるたびにアカとして剥がれ落ちることで一定の厚みが保たれています。
水虫の原因である、白癬菌(はくせんきん)が住み着くのもこの角質層です。
角質層の働きは、細菌やウイルスなどの異物が体内に侵入するのを防ぎ、皮膚の水分や保湿成分の喪失を防いだり、皮膚に加わる外部からの刺激を和らげて、真皮や皮下組織を保護する役割を持っています。
また角質層の厚さは体の部位によって異なり、手のひらや足の裏の角質層は最も厚くなっています。